クリエイティブな発想に憧れるも何も思い浮かばずお悩みのあなたへ どんなにいじわるをされてもサラッと痩せるくらい心に余裕をもつダイエット サプリ 脂肪燃焼術を身につけてみませんか？

走れメロスではないが、親友の為と言うのが第一義でその息子を預かり、ストレスが溜まった話しを前回に述べたが、そんなガキんちょの無礼な態度にも関わらず、せっかく運よくアイルランドに来たのだから、貴重な体験をしてもらおうと自身の休日を返上してまで色々な所へ連れて行き、多忙を極めた。

酷な言い方をすれば、いくつかのことを犠牲にし、なにかを失った3週間で、立ち直るまで思った以上かかった。

また別な言い方をすれば、予期せぬ来訪者で自身が予定・計画していたことがすべて潰れてしまったのだが、このことに関して、何もすべてがマイナスの現象だったのではなく、このことから気付かされ、学べることがあるはずだとプラスの面を模索していたところ、最近になってその答えがはっきりと浮き彫りになってきた。

そのひとつが、4月からゆっくりと実行し出した食生活に関する新たな発見であった。

3月の終わりに第2型糖尿病と診断されてから、その生活習慣病に関する症状や問題、原因や治癒に関して学び出し、掘り下げていくうちにケトン体ダイエットに出会い、2か月後には食後でも血糖値が正常であるほどの効果を発揮し、頭が冴えわたり、延々と動ける持久力を湧きだたせるケトン体質に魅せられ、そのまま高脂肪・ロカボのダイエットを続けてきたが、上の呼ばれざる来訪者が、オヤジからのお土産ということで大量に日本の懐かしい食品を持ってきてくれたので、その真心に応えるつもりで、日本酒を飲み、カレーライス、焼きそば、日本蕎麦などなどごちそうになった。

糖質を取った後と言うものは、決まって眠気が差し、頭の中は雲がかったようで集中力に欠け、どっと疲れやすく、イライラしやすくなるもので（これがストレスの原因だったのかもしれない）、翌日には決まって15～20時間のファスティング＝断食を行い、その間ココナッツオイルとMCTオイルの入ったコーヒーやオルガニック・カカオ粉で作った自家製のココアを飲んだり、筋トレやHIITトレーニングをして糖質代謝の体質から脂質代謝のケトン体質に移行するよう努力を怠らなかった。

この少しでも継続することの努力が功を奏して、糖質を摂取した翌々日には、再び頭が冴えだしケトン体質に戻ったことに気付くことができた。

最初にケトン体質に移行するには４～６週間かかるのだが、一度ケトン体質になり習慣化してしまえば、糖質を摂取してエネルギーとして使いきったあとは、自動的にケトン体質に戻るということを、改めて理解できた。

寿司を食べては断食＋運動、ラーメンを食べては断食、カレーライスを食べては断食＋運動などを繰り返しているうちに、おぼろげな疑問が湧きはじめた。

それは、いっそのこと毎朝断食を行えば良いのではないか？

これまで、ケトジェニック・ダイエットに関しての本を⒑5冊ほど読み（0.5冊目は江部康二先生の本）、常日頃Youtubeでドクター・バーグ＝Dr. Bergやトーマス・デロアー＝Thomas Delauerの画像でこまめに知識を吸収しているのだが、結局はその時その時で興味のあることしか覚えてなかったようで、ケトン・コーヒーやブレットプルーフ・コーヒーを朝食代わりに飲めば、更に体脂肪燃焼を加速化できることを、見事に聞き漏らしていた。

そうして、新たに吾人の食生活革命がなされた。

朝起きてまず口にするのは、レモン1個を絞ったレモン水とオメガ３のサプリ（１日に1000ml以上のDHA,EPAを摂取）。

朝食はココナッツオイルとMCTオイルのコーヒー。

11時の休憩時には、バターとMCTオイルのコーヒー。

昼食は卵３～４個、アボカド、魚の缶詰、味噌汁。

帰宅して、再びレモン水とオメガ３サプリ。

夕食はオリブオイルとヒマラヤ塩をかけたサラダと豚肉200ｇを大きなボウルで食べるか、バターとココナッツオイルで豚肉入り野菜炒め。

寝る前にアップルサイダー酢を大匙１杯。

こうして、朝食をブレットプルーフ・コーヒーに置き換えてから、脂肪がどんどん燃えだし、腹が減ればそれだけ脂肪が燃えていると、うれしく感じるようになってきた。

夏休み明けで、久々に顔を合わした同僚（先生方）の中で、「あなた大丈夫？」とちょっと心配して聞いてくる人がいるほど、顔からして急激に痩せだしたほどだ。

ロシアの文豪トルストイは、腹が減っている時ほど、文が書けると言っているが、これは一種のケトン状態だったのではないか。

ケトン体質は一種の飢餓モードと言われるが、これは太古の昔、何千年と渡って狩猟採集の生活をしてきたご先祖さまの遺伝子に形成された機能で、肉や魚、ナッツ類などが一年を通しての主食であったろうし、旬の野菜や果物がそれに加わって、ちょっとした糖質を得ることができたほどで、「コンビニにちょっと寄っておにぎり」などと、いつでもどこでもというものではなかった。

よって、いつ得られるかわからぬ食糧の為に、生き残るためのエネルギー源を体脂肪として蓄積することを体は始めたわけであるが、それを近代の我々は食脂肪が体脂肪になると勘違いをし、10人に1人とも言われる現代病を蔓延させてきたのだ。

こうして今までに多数の犠牲者をだし、21世紀初頭に糖質が体脂肪になることを科学的に立証され、日本では糖質制限食が一種の宗教化状態になってきているとも小耳に挟んだ。

ちなみに、スウェーデンではすでに糖質制限の食事を国で推奨していると聞いた。

吾人は１年以上前に臍ヘルニアになったのだが、これは腸が臍から出ているのではなく、体内脂肪であることが最近はっきりしてきて、この臍のポッコリがへこむまで脂肪を燃やさなくてはいけないと、返って判断のつけやすいバロメーターとなっている。

このことより悪いことも良いことも、未来にとってなにかしら意味のある、無駄の無いものだとつくづく感心したものだ。

そして、厳格なダイエットを頑固に続けるのではなく、重い筋トレ（特に足の筋トレ）をして２日ほど体がだるい日など、体が望むままに甘いものを食べたり、余計に蛋白質を摂取したり、時々炭水化物も取ったりと、もっともっとリラックスをしながら、焦ることなく減脂肪をしようと、もっと心が柔軟になり軽くなった。

< f.y.i.>　以前紹介した『Grain　Brain』の邦訳本を見つけました。

また別なお勧め本として、

次に発見したことは、新しい読書の仕方だ。

１年半ほど前から、基本的に英語の本はオーディブルで聴くようにしている。

日本語の本なら３～５日で読了できるのだが、英語の本となれば悠に１カ月はかかるが、オーディオブックなら３日で聴き終えるし、もっと理解を深めようと繰り返し聴くことができる利点がある。　

ケトジェニック・ダイエットに関する本で、そのうちの8冊はすべてがオーディオブックで、庭の仕事やペンキ塗り中によく聴き、聴き飽きれば今度はYoutube を聴いたりする。

Youtubeでは、武田鉄矢の朝の三枚おろしと佐藤優のラジオのコメントを最近よく聴いていたが、ここで読書に関して考えさせられる内容に行き当たった。

武田の三枚おろしは1冊の本を基にトークが進められるし、佐藤優はその読書量をアナウンサーより称えられ、読書の大切さとその仕方等を語っていた。

昔は吾人もよく本を読んだものだが、ブログを始めてから俄然と読書量が減ったことに思い当たり、かろうじて月1冊の本はオーディブルだけであったことに改めて気付かされた。

また上のお二方のラジオを聴くたびに、まだまだ、世の中には知らないことばかりだと、ソクラテスではないが自身の無知にぴしゃりと気付き、冷水を浴びたような感じをうけたものだった。

ここで面白いのが、常日頃自身の無意識に刻まれていたことが、あることをきっかけに浮き上がりひとつの解答に結びついたことだ。

それは、最近アマゾンさんから、プライム会員で特典を利用されてないとのメールが頻繁に届き、「俺あ、プライム会員になった覚えはねえぞ」と無視していたが、日本版のオーディブルが開始されたことが、いつのまにか無意識に刻まれていて、しかもオーディブルを含めたプライムの特典が結構美味しそうなので、自身のアカウントを開けてプライム会員か否かを確かめてみれば、見事プライム会員で、知らないうちに6月にガッチリ金を取られていた始末。

うれしいやらうれしくないような感情で記憶の糸を辿ってみれば、「そう言えば深く考えもしないでポチッとしたことがあったかなあ・・・」というような、ぼんやりしたものが蘇ってきた。

しかしながら、その半無意識的な行動も、知らないうちに金を取られていたことも、今から思えば棚からぼた餅のような錯覚を覚え、「まあとりあえず無駄ではなかった。楽しもう」と、3カ月無料で本聴き放題のオーディブルに登録しジャンジャン聴きまくっている昨今である。

ちょうど第二次大戦後の日本には、食糧が無く、本も無く、人々は食に飢え、活字に飢えていたことを何回も本を読んで知ったのだが、丁度今の吾人は、人工的にそのような状況をつくっているようだ。

つまり、ケトン体ダイエットで人工的、または健康的な飢餓モードに身を挺し、活字（は皆さんのブログで充分の日々です）または知識に飢えて、オーディブルで砂が水を吸うように聴きまくっている。

常に心身共にハングリーであることが、「ブレットプルーフ＝防弾」つまり最強な自己を作ることにつながると信じている。

最後にこの記事の結論として、例えばヨーロッパ芸術で、宗教色に染まった中世は一般に暗黒期と言われているが、実際には、その後にルネッサンスという絢爛期を誕生させた飛躍台であったとの見解があるように、日々の生活で、計画を狂わし、腹立つことが続いても、実はそのことは次なる発展への飛躍台であると理解したほうが、生きることがいくらか楽になると言う事である。